Be a future when a blue sky continued forever

気の向くままに、息続くように、ひっそりと

MODE MOOD MODE のバラバラな風景に思う

もう、何周目か職場へ向かう交通機関でリピートしてる。聴くたびにあれ?こんなんだったけ?シングルカットのやつ、何か違う。後半途中から目から汗まで出てくる状態にもなる。こんだけバラバラなカラフル過ぎる景色が見える曲ばかりなのにバランスよくて、あっという間にまたリピートがはじまる。

 

わからずやには見えない魔法をもう一度。

たしか、売りの一文は、上のようだったと記憶する。(覚えておけよ)

そして、まだこのアルバムを世に生み出したバンド UNISON SQUARE GARDEN を知らない時に わからずやには見えない魔法をかけたよ

と歌い、世に生み出したアルバムが CIDER ROAD である。

 

だからなんだ?という話だが、私が思うところは別にある。

今からは、私の個人的主観にそう物であるから賛否あるのはお許し頂きたい。

遡ること2015年7月武道館でライブが行われた。上のCIDER ROADとpopular popular の曲が中心になったセットリストになったと後日発言があった。もちろん見に行った。全部よかったのだが、ずっと気になっていたのがシュプレヒコールだった。popular popularのラストに入っているものである。歌詞にこうある

 

そんなものに憧れながら でも今世紀には今世紀のやり方がある

(中略)

ああ、うるさいな、気にいらないんだよ

僕が言うべき言葉は 僕しか知らないのに

 

彼等の2nd アルバム JET.Coは、プロデューサーを入れて作られたアルバム。佐久間さん(故人)がプロデューサーだった。部外者を入れるのやだ!と当時揉めたとどこかのインタビューでみた。

 

で、上の歌詞である。そんなに嫌だったのか。と苦笑する。

 

武道館に戻す。そんなに嫌なプロデューサーだったにも関わらず勧められたベースをかたくなに今現在も使用し、歌われたこの曲になんか、天邪鬼に感謝を伝えたのかと思ってならなかった。

佐久間さんがブログかインタビューかなにかで今後CDと言う媒体は、売れなくなる。披露する場所は、フェスやライブになるだろうと話された記憶がある。(ブログ等は、削除されてますので、私の記憶のみです。)もともと、ライブがしたいと話してぶつかったバンド(達)に、勝手ながら背中を押したのではないかと邪推を今もしている。武道館のDVDを改めてみて感じたことだ。

今なお、無意識の関係性を勝手ながら信じたい、ただ個人的な主観だ。

主観長いな。ここまで。

 

 

UNISON SQUARE GARDENは、音楽作ってライブするために作ったバンドである、CDが売れるのは結果的に嬉しいけど、とメンバーがいう。着々と曲を作り、ライブをしている。ライブに来る老若男女みなそれぞれバラバラな思いを持ってライブに来る。で、なにかを持ってまたバラバラに日常にかえる。

  

今回のアルバム、MODE MOOD MODEもまた、ツアー中に生まれたアルバムである。 大々的に宣伝がなされたことに、最初は、戸惑いしかなかった。コラボやカフェなんて、どーしたの?そんなに売れたいのかよ?佐久間さんとぶつかったあの思いはなんやねん?

チケット取れなくなるやん?

 

はっきり言って、引いた。

 

だが、それは、アルバムを手に取って聴いて杞憂だった、むしろ、宣伝?好き勝手どーぞ。となった。 

 いわゆる、物好きと呼ばれる1ファンでさえ、騙し、かつ、欺くあざといアルバムだ。まだニワカなんだろうけど。

カラフルな音が並ぶ、バラバラな風景に見えても、一つの道はなんとなく浮かんでる。

まだまだ みとどけることはできるかな?地道に着実に歩んで、ライブを、出来た曲を大切に住んでる地域まで、届けてくれる彼等のことを。